サプライズテスト

「ところで、岡本御影さん、今日、新人の〇〇さんには何をしてもらうの?」

これ、サプライズテストの常套手段です。

私が社会人2年目のとき、いきなり上役からこの質問をされて、慌てたことを思い出します。私は、同じ係ではありましたが、新人さんの直接の指導役ではありませんでした。たまたま、前日の新人さんの作業を覚えていたので、しどろもどろになりながら、その続きをしてもらうのではどうですか、と答えたのを覚えています。もし、覚えていなかったり、新人さんの動きを見ていなかったりしたら、私の評価は大きく下がったかもしれません。

それから20年以上経って、当時を振り返ります。チームワークができること。自分のことだけではなく、周りのみんなの状況が分かる人。私は思うのですが、入社前に、採用した人が本当にチームワークができるかどうかを見抜くのは、相当難しいと思います。採用してから、2年目、3年目になった人材に対し、ある日、いきなり、こういう質問をする(私は、一回もそういうことはしていませんが)。それはだまし討ちや不意打ちのような気がして嫌ですが、本質を見抜けることも否定できない気がしています。

祈願!ハナワグリルの新店舗での営業

神戸元町駅近くの私学会館の中にあった、ハナワグリルさん。

この春、建物の建て替えにより、長い歴史のあるハナワグリルさん(洋食)が、同地での営業を終了しました。

1人でも2人でも、前もって予約を受け付けてもらえたのが嬉しかったです。また、油も良いものを使ってくれていました。コースで頼むと、お料理、デザートを入れて、適度な満腹感のあるお料理を楽しむことができました。店内の昭和を感じる雰囲気も大好きでした。

お店の方によると、営業再開の予定はあるとのことでした。その日を楽しみにしたいです。

 

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「敵失」でもらったチャンスは厳しいことも

多方面で働く人の話を聞いてみると・・・

仕事上のライバルや自分の頭を抑えていた人が、失敗によって競争から脱落していくことがあります。

ネット上への情報流出をさせてしまった、顧客に対し取り返しのつかない失言をしてしまった、日々の人間関係の積み重ねがまずくて何かのきっかけで降格させられた・・・

こういうことがきっかけで、ある日突然、正規雇用の枠が非正規だった人の前に転がり込んでくるときがあります。アフターコロナにおいては、経営側が働き手のミスに厳しくなり、人材の入れ替えの動きが激しくなることも予想されます。

こういうとき、昇進や昇格のチャンスは生まれます。けれども、これって、棚ぼたです。本当の自分の実力で勝ち取ったものではないわけです。だから、こういう状況で、同じ職場のパートやアルバイトから正社員になるときは、それなりに注意が必要です。それまでは大目に見てくれていたミスや抜け漏れを、登用・昇格後は、全体への示しをつける、不平不満をそらす、組織のバランスを意味でも厳しくチェックする上役が、多いからです。

自分のタスクだけを完璧にこなすだけではなく、周りの状況を把握し、後進の人を指導し、マネジメントしていく必要も出てきます。

 

 

 

小さなことの積み重ね:仕事で評価を上げるポイント

今回は前向きな方向で書いてみます。

コロナ禍の中、オンライン会議やオンライン~会が大流行りですね。私の仕事場でもオンライン会議をどんどんやって行こうという方向になっています。

外部の人を招いて、対面での打ち合わせが出来ない中で、年配者を中心に、中止や先延ばしやむなしという声が高まりました。その中で、若手が、オンライン開催でやりましょう、と名乗り出てくれました。Zoomの40分無料プランで試してみる方法、1か月の有料契約するプランで試す方法をシミュレーションし、そのことを簡潔な文書で出してくれました。さらには、苦手な人や抵抗感のある人向けにZoomの使い方を分かりやすく図表入りで説明書にして、全員がホスト体験をする場まで作ろうと言ってくれたのです。

みんなが後ろ向きになる中で、あえて前向きに考えるこの若手は、普段も人とは違っていました。自分以外の仕事の進み具合をさりげなく見ている、人の言葉を正確に把握するように心がける、人から回ってくる文書はかならず確認をして次に回すということを心掛けています。

こうしたことは、当たり前とされているし、易しいように感じます。でも、意識してやらないとできないし、誰でもできることはないでしょう。そういうことができるというのは、じわりじわりと評価を高めていきながら、目立った提案をしたときに、その人を一気にブレイクさせると思います。

 

 

評価が下がるポイント(入社2~3年目くらい)②

昨日に引き続き、このテーマで書いてみます。

入社2~3年目って、会社全体のことが少しづつ見えてきて、自分の分担とその周りのことが分かって来出す時期。けれども、そういう時期に起きやすいミスもあります。こえれ、凡ミスではあっても、結構大きいことになりがち。

以前の職場で、「2年目さん」がやったこと。業界内の配布資料に社名を掲載するか非掲載にするかどうか、予め記入する用紙を受け付けたときです。用紙には、非掲載の場合は社名を書かず、非掲載にマルをつけてくださいという形式でした。ところが、社名が記入され、そのあと、掲載しないでください、というコメントが小さく書いてあったのです。

これは、記入の仕方がまずかったわけですが、お客様である先方の間違いをただすよりも、受け取ったその場で、非掲載なのかどうかを確認し、さらには、用紙を見直しすべきでした。

ところが、2年目さんはその用紙を受け取り、受付・点検済みの印を押して、資料を作成する他部署に回してしまいました。その結果、社名が掲載されてしまい、代表者名でお詫びをすることになりました。さらに悪いことに、2年目さんが、他部署の責任だと言い張ってしまいました。

相手にその場で確認する、受け取った書類の中身を必ず見直す、そして、ミスを潔く認める。こうした習慣が付いていないと、評価を下げてしまうことに繋がりやすいです。

 

 

 

 

評価が下がるポイント(入社2年~3年目くらいの人)

ちょっと、というか、かなりネガティブな話ですが・・・

職場で評価が下がるポイントって何か。20代~30代はあまり考えたことは

なかったのですが。40代を過ぎて、チームマネジメントをするようになってから、

ああこういうところで注意されるんだな(注意すべきなんだな)、怒られるんだな(言ってあげるべきなんだな)、というポイントというのを意識するようになりました。

例えば、期日までに、顧客に印刷物を発送する作業の封入のとき。こういう作業をするのは、新入社員かパートさんです。その作業のそばで、勤務に入る2年目、3年目の先輩社員がいます。

ここで2年目、3年目の社員の対応は、二つに分かれます。一つは、新人の仕事・パートの仕事と決めつけて、作業の進捗状況なども一切把握しないというもの。もう一つは、さりげなく雑談をしつつ、進み具合を把握するというもの。

これは私の社会人2年目の手痛い失敗の一つ・・・あるとき、上役が急に封入物を追加するという方針を決め、封入作業がどこまで進んでいるか、聞いて来ました。その日、たまたま作業をした人たちが休んでいました。発送作業をしている日、他の業務に追われて、知らないと答えてしまいました。そのとき言われたひとこと・・「同じチームでしょ」と。

自分の業務をこなしつつ、担当外の流れも把握する。そして、誰かに聞かれたときに即答できるかどうか。これ、とても大事だと思います。

 

 

 

実物のメールを用いた、Emotet型ウィルス

コロナ禍のために、コンピュータウィルスに関するメディア報道はなくなってしまいました。

昨年12月から今年1~2月にかけて、Emotet型のメール攻撃ウィルスが流行っていました。

私の仕事場も、取引先の事業者が感染源となっていたため、盛んに攻撃メールが送信されてきました。実際に、事業者が私宛に過去に送ったメールも使われていたものもありました。これは、うっかり添付を開き層そうになったし、少し怖くもなりました。

ただ、件名が「請求書」「領収書」となっていたり、メールアドレスが外国のサーバーを使ったものであったりして、おかしいな、と気づくことができました。幸い、セキュリティソフトが機能して、全部駆除してくれてもいました。確か、2~3日続いた後で、ぱったり止んだと思います。

感染源となった取引先に聞くと、感染した1台と、疑いのある他の4台の業務用のパソコン4台をすべて廃棄し、新しく買いなおしたということ。全部で60万円以上の余分な出費となったというので、とんだ迷惑です。

コロナ禍の中、パソコンウィルスの方にも注意したいですね。

なお、セキュリティ情報は下のURLが役に立ちます。 

https://www.ipa.go.jp/index.html